■コムケアフォーラム2003 in 仙台 (2003年7月21日)

7月21日(祝日・月)、エルソーラ仙台・大研修室(仙台駅横・アエル28階)で開催された『コムケアフォーラム2003 in 仙台』に参加しました。
誰もが気持ちよく暮らせる社会に向けての活動に取り組んでいる人たちやそうした活動に関心を持っている人たちが集まって、一緒に新しいことを始めるきっかけをつくったり、相互の活動を知り合って考えることを目指したフォーラムです。仙台のコムケア仲間、「Neo ALEX学術構想研究院」が中心になって企画準備してくれました。参加者は、Neo ALEXのメンバーを中心に学生やNPO団体、企業の方と様々な人が集まりました。
プログラムは、大きく4つに分かれていて、それぞれ話題提供者が始めに発表して、自由なディスカッションをする形でした。



セッション 1 コミュニティについて考える
宮城大学大学院の荒川創さんによる「コミュニティをテーマに、そもそもの意味や現代における意味をめぐり、あらためて考える」という話題提供がありました。
アメリカの社会学者マッキーヴァーの著書『コミュニティ論』などを含めた学術的な話しで幾分戸惑いましたが、その分その後の討論が活発になり、今まであまり深く考えていなかったコミュニティというものを再考することができました。
おそらく参加した皆さんも同じ気持ちだと思います。

セッション 2 コミュニティケアを考える

コムケアセンター事務局長の佐藤修よりコムケアセンターの紹介を含めたコミュニティケアについて話題提供をしました。
セッション1に引き続き、コミュニティに対する議論を行いました。
このころになるとだんだんと参加者それぞれのコミュニティに対する考え方が見えてきました。
宮城大学の留学生の方も居られたのでとても興味深い話し合いになりました。

セッション 3 わたしたちの活動とこれからの展開。実践的な解決をめぐって

参加者による活動の紹介と展望を行い、全員で議論しました。
活動の悩みからNPOとは?という話しまで活発に話し合われました。様々な活動を知ることにより多くの刺激を得ました。

コーヒーサロン 「ケアの様態─ 想い・言表・行為」(Neo ALEX社会構想研究院)
残念ながら参加することはできませんでした。主催者の大村さん。ぜひ様子を投稿してください。

コムケアフォーラムの全国展開の皮切りということで、とても楽しみにしながら参加してきました。祝日でしかも雨の中、多くの人が集まってくれました。率直な感想は、とても有意義な時間を過ごせました。交流もできましたし、新たな発見もありました。これからも全国各地でこのようなフォーラムが開催されるといいと思います。次は、名古屋です。
橋本 典之(事務局/サポーター)

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