NPO法人 障害児放課後クラブ なかよし(埼玉県朝霞市)

団体紹介
小1から高3までの障害のある子どもたちが、放課後と夏休み等の長期休暇を過ごす「居場所」です。障害児にとって難しい余暇を集団の中で過ごすことで、一人ひとりがその子らしく成長していくことを目的にしています。

ホームページ
http://www.geocities.jp/nakayoshi_club2004/

プロジェクト名

障がいのある子どものきょうだいクラブ

目的
障害のある子を持つ家庭は、その子の療育や自立のための手助け・通院・通学等で親の手がかかりきりになり、どうしてもその他の兄弟・姉妹は犠牲になりがちである。そういう現状を打開すべく、今あるNPOを輪にして、そこに関わる兄弟・姉妹が思いきり楽しめる参加型のきょうだいクラブを結成し、様々なレクレーションを企画・展開していくことを目的とする。

達成目標
まず、障害のある子どもの兄弟・姉妹が、心から楽しめる時間を過ごすこと。家庭の都合で振り回されるのではなく、自分が主役になる時間を持ち、他の同じような環境のお子さんと共に、地域のお子さんも巻き込んで楽しいプログラムに参加し、結果的に兄弟が障がいを理解し、周囲の人に胸をはって兄弟のことを話せるようになること。

活動計画

現在、「なかよし」の定員は12名で、その兄弟・姉妹は14名いる。

年に5回程度「きょうだいクラブ」で楽しい企画をたて、活動する。

具体的には計画から自分たちで立て、親はフォローするに留まる。

必要な場合は、有償ボランティアさんを探したり、親が手伝いに入ることもある。

地域のお子さんとも一緒に活動していきたい。


活動報告

[現在の進展状況] 2006.2.28

1.2005年11月26日(日)
 プレきょうだいクラブ
 参加者:子ども 7名(内、なかよしのきょうだい6名)
      大人  5名(なかよしの保護者)
 内容: まつぼっくり拾いと公園での遊び
     (なかよし講座で使用する材料集め)

(注)なかよし講座・・・なかよしでは年五回程度講演会や趣味の講座などを外部にも呼びかけて開催し
ている。

2.2006年2月18日(土)
 プレきょうだいクラブ
 参加者:子ども 4人(内、なかよしのきょうだい3名)
      大人  2名+1名(学生ボランティア2名・プロカメラマン1名)
 内容: 昼食後、ボウリング

(同日は、なかよし講座開催日であり、保護者が全員参加のため開催中にきょうだいの活動をした。以前、なかよしの取材を依頼されたカメラマンの方が急遽同行することになった。)
*尚、今回の活動に関しては、参加者が少なかったため、すべて自費で行いました。


[これからの展望]

現在、アンケートで活動内容を募集中であり、皆の希望に基づいて時期や内容などを検討して行きたいと思います。
今年度中の予定としましたは、夏休みまでに1回・夏休み中に1回・冬休みまでに1回・冬休み中に1回・春休みまでに1回を予定しています。
なかよしに関わっていただいているボランティアさんから、きょうだいに対する自分たちの思いや考えなどを話していただき、みなで考えてみるなど、親ではない、年の近い人たちとのコミュニケーションを持つことによって自分たちのきょうだいについて考えてみる機会が出来れば良いかと思っています。