NPO法人 自立生活支援センター夢風船

団体紹介
障害者及び高齢者に対して、地域で自立生活を営んでいく為に必要な事業を行い、福祉の増進を図り、社会全体の利益の増進に寄与することを目的として活動を行う。

ホームページ
http://www7.ocn.ne.jp/~youme/

プロジェクト名

障害者の自立体験室の設置

目的
古くて初歩的な障害観が根強いこの地域では、障害を持つ人が社会参加する為には、多くの抑圧があるので、自立体験室を設置し、その中で多くのことを体験できるようにしたい。

達成目標
障害者の自立体験室を通して、必要な知識を身に付け、将来親元を離れて一人でも多くの人が社会参加をする。

活動計画
「障害者の自立体験室の整備事業」
現在家族と同居をし、一人暮らしをして自立した生活を希望する障害者のピア・カウンセリングを行う。その結果、本当に自立して暮らしたいのか、暮らしていけるのかを体験室に参加して、一人暮らしの模擬体験を行う。体験室では、銀行のATMの使い方、財産の管理、ヘルパーを利用する際の正しい指図の出し方、調理実習等を行う。模擬体験後、実際に地域で生活する事が可能な場合は、住居を探し、ヘルパー等の必要なサービスを提供する。また体験室を通して一人暮らしを始めた障害者が、次の体験室の利用者に自立のノウハウを伝え、多くの人が自立して暮らせる様に、繋げていく。
模擬体験終了後の時点で、一人暮らしを始めるには、まだ課題が残っている場合は、一人ずつ問題点をあげていき、どのようにしたら解決できるのかを追求し、ピアカウンセラーや障害者ケアマネージャーと面談を重ね、再度体験室に参加する。
また、一人暮らしを始めた為に、自宅に閉じこもる事のない様に、自立体験室を有効に活用し、自信を持って社会参加するように積極的に促していく。


活動報告

[現在の進展状況] 2005.2.4

当初計画しておりました、自立体験室の基本的な方針は変更もなく現在、仲間とともに改装構想を練っています。
とりあえず、ホコリまみれで使えなかった部屋をきれいに掃除しました。
現在は、冬の水の扱いが厳しいため湯沸かし器を、先につけました。
当初計画していました、資金ぐりが思ったよりうまくいかず、なるべく自分たちでできるところは、自分たちで作ろうということになりました。
どうなるかわかりませんが、現在事故により脊髄損傷となった大工さんの自信を取り戻すことも含め、みんなで燃えています。
ただし、障害のため動きやすい春からスタートをしようと思います。

[これからの展望]

特に今回の事業で作る、障害者の自立体験室を活用して親元や施設から一人でも仲間と自立したいです。