特定非営利活動法人 ことばの道案内

団体紹介
平成14年任意団体として、視覚障害者の外出及び社会参加の支援を目的として発足しました。本年5月には、NPO法人を設立し、ボランティアと共に各種障害者施設を中心にことばの道案内を制作・提供し現在に至ります。

ホームページ
http://www.kotonavi.jp/

プロジェクト名

東京都等の公共施設に関する言葉の道案内の作成普及事業

目的
視覚障害者関連施設以外にも視覚障害者が訪れる施設は様々であり、その中でも需要の多い公共施設を中心に言葉の道案内を作成し外出支援を手助けすることを目的とする。

達成目標
言葉の道案内を利用し視覚障害者がそれぞれの目的のために介助なしでも公共施設等へ訪れることができ、訪問先の施設では職員が笑顔で対応してくれる。そんな光景を目標としています。

活動計画
1.言葉の道案内を作成するため、毎月1〜2回の活動日にボランティアと共に現地調査を行います。この現地調査で得た情報をもとに、言葉の道案内を作成します。道案内を文章化するにあたっては、安全性、正確性に配慮することは勿論、統一された言葉の表現となるよう、当法人のノウハウである表現規定を用います。
2.作成された言葉の道案内を視覚障害者も利用できるような音声ブラウザに対応したホームページに掲載します。ホームページは携帯電話のWEBサイトにも対応させており、外出中でも情報の取得を可能としています。
3.当法人の活動及び言葉の道案内の意義を行政機関やマスコミに対し働きかけ、言葉の道案内の作成と普及のご理解とご協力を得られるよう、積極的に広報活動を行います。
4.言葉の道案内の存在を知り、1人でも多くの視覚障害者の外出支援が行えるように、各自治体が設置している社会福祉協議会やボランティアセンターに対し言葉の道案内の広報活動を行います。
具体的には平成17年3月までに東京都内の区役所など50施設の言葉の道案内を作成し掲載することとしています。


活動報告

[現在の進展状況] 2005.2.10

 3月までに東京都内の区役所等50施設の「言葉の道案内」を作成し当法人の運営するWEBサイトに掲載することを目的としてコムケア資金助成プロジェクトへ応募致しましたが、今回の助成があったことにより調査費用等が得られたことなどから当該活動も思っていた以上に順調に進んでおり現段階では目的の50施設の「言葉の道案内」の作成が目前となっているところです。

[これからの展望]

 平成18年3月までには東京都の視覚障害者関連施設及び区役所等200施設の「言葉の道案内」を作成しWEBサイトに掲載することを計画しています。多くの視覚障害者の方々に「言葉の道案内」を利用していただき社会参加の第一歩としてまず外へでていただきたいとの展望を持っております。