市民福祉情報オフィス・ハスカップ

団体紹介
高齢者、障害者の支援に関わる活動を展開する各地の市民活動団体、関心を持つ市民をネットワークする目的で行政情報、集会報告などをメイル・ミニコミ「市民福祉情報」で無料配信。2004年6月にワークショップ「介護保険の市民的見直し案をつくろう!」、10月30日にワークショップNo.02「納得して払いたい!介護保険料」を開催。

ホームページ
http://haskap.net/

プロジェクト名

市民の立場で介護保険の見直しを実現するプロジェクト

目的
2005年の通常国会で審議される予定の介護保険法の見直しについて、利用者市民の立場で意見をまとめ、改正内容に反映させることをめざします。

達成目標
全国各地の高齢者福祉、障害者福祉に関わる市民活動団体、関心を持つ市民をネットワークし、社会福祉基礎構造改革のトップランナーとされる介護保険法に市民の意見を反映し、本当の「利用者本位」の制度を定着させることをめざします。

活動計画
1.ホームページを作成し、全国の市民活動グループ、自治体をつなぎます
@介護保険法の見直しについてわかりやすい「市民用語」で情報公開するとともに、当事者である市民、そして各地の市民活動団体と連絡をとりあい、課題と意見を出しあいます。
A国会での審議への市民サイドのアクセスの方法を公開し、各地の市民活動グループ、市民が主体的にアクションを起こす支援をします。
B障害者支援費制度との統合が議論されていますが、全国の高齢者福祉、障害者福祉に関わる市民活動団体を横につなぐために、相互紹介のしくみをつくります。
C介護保険の見直しの議論では市民活動団体のみにならず地域のボランティア市民の役割が期待されています。プロジェクトでは介護保険の見直しだけでなく市民活動団体と保険者である自治体が「協働」しながら実現していく地域福祉のあり方について情報交換と問題提起を行います。
2.シンポジウムを開きます
ホームページ上の意見交換、ネットワークのなかで出された課題についてシンポジウムを開き、討論を行い、報告書をまとめるほか、国会へのアクションを検討します。


活動報告

[現在の進展状況] 2005.2.7

1.ホームページを作成し、全国の市民活動グループ、自治体をつなぎます

コムケア資金助成をいただき、2004年12月30日にホームページ「市民福祉情報」(通称・Haskap Net)http://haskap.net/を公開しました。
2005年1月3日には、メイル・ミニコミ「市民福祉情報」で案内を配信しました。

ホームページの内容
  ○トップページ
  ○新着情報(News)
  ○ハスカップ・ファイル(Haskap File):

介護保険の見直しを考える連続ワークショップの案内(2005年3月まで9回開催)
  ○活動ファイル(Action File):各地の福祉系市民活動団体の集会などを中心に案内
  ○行政情報ファイル(Data File):高齢者福祉・障害者福祉・児童福祉の国政情報を案内
  ○ブック・ファイル(Book File):「市民福祉」を考える書籍の紹介
  ○シネマ・ファイル(Cinema File):「市民福祉」を考える映画の紹介


[これからの展望]

第162回通常国会に2月8日に介護保険法改正案が提出される予定です。
ホームページの介護保険ファイル(Insurance File)を現在、公開するため作業中です。
昨年から企画している「介護保険の見直しを考える連続ワークショップ」の案内を掲載するとともに、国会の動きや市民活動団体の動きについてレポートしていく予定です。