あそあそ自然学校

団体紹介
あそあそ自然学校は、農業生活空間を遊びと学びの場とする家族型自然環境教育を行っています。子ども、親、地域住民そしてボランティアスタッフ、かかわる人みんなが遊び学び成長するためのもう1つの学校です。

ホームページ
http://www.exe.ne.jp/~npp/asoaso/

プロジェクト名

不登校児の自然体験と大学生・高齢者との交流

目的
不登校児が、単なる自然体験ではなく、農林業体験や生活体験、ものづくり体験、社会体験と複合的に体験することで、「生きる力」がつくことをサポートします。

達成目標
これまでも参加者の一部に不登校児がおり効果が見られたが、助成金をきっかけに不登校児対象の事業に継続的に取り組むきっかけにしたい。また、地域の様々な団体とネットワークを構築したい。

活動計画
不登校児の増加傾向が続いている。不登校の問題解決には多様な生き方を社会が受け入れていくことが必要であるが、学校に行く、行かないに関わらず、本人の「生きる力」がいずれの場合も必要である。「生きる力」は、存在を認められることが大前提である。不登校は、「怠け」というわけではなく、学校においていじめなど、存在を否定されて起きるケースが多く、まず存在を肯定することが必要である。自然は、厳しさもあるが人をありのままに受け入れてくれる。ありのままの自然は、自分もありのままでいいのだという存在肯定力があり、自然体験は不登校児が生きる力をつける上で大きなきっかけとなる。
そこで、不登校児の自然体験の機会をつくる。2回合計で50名の参加者を想定。助成金終了後も継続的な事業とするために、助成期間中に2回行う。単なる自然体験ではなく、大学生や地元高齢者とのピアサポート的な異世代交流という社会体験をすることで、家族や学校とは違う意味での自分の存在感を感じることができる。また、大学生と一緒にピーピー竹笛づくりなどのものづくり体験や高齢者と一緒につくる食育も兼ねた昼食をみんなで食べるという生活体験を通して、自分にもできるという自己肯定感を持つきっかけとして欲しい。富山県小杉町の公設民営フリースクール「ほっとスマイル」や財団法人富山YMCAフリースクールなど、県内の不登校サポート団体とも連携ネットワークしながらチラシを作成するなど、協働とともにオープンに参加者を募る。事業内容については、ホームページに記録し公開する。また、よりよき事業継続のために事後評価を実施する。


活動報告

[現在の進展状況] 2005.2.6

交通手段の確保を検討中。県内の不登校サポート団体と情報交換している段階である。まだ助成金は使っていないが、団体活動は継続的に行っている。
例:富山市新保地区センターでの子どもかがやき教室など
http://www.exe.ne.jp/~npp/asoaso/bank-h17/h170122/index.htm


[これからの展望]

地域の団体とも連携しながら、事業の実施を進めたい。
交通手段の費用を少なくできるタイミングを模索中。