コムケア活動に参加して下さっている方の本を紹介するコーナーです。
皆さま、是非手にとってみて下さい。

■こころの通う対話法

  □著者:浅野良雄(対話法研究所所長)
■「故郷の親が老いたとき  46の遠距離介護ストーリー」
  □著者 :太田差惠子(NPO法人パオッコ)
■「社協ノ宝もの」
  □著者 :市民活動情報センター・ハンズオン!埼玉
■『介護情報Q&A』
 □著者 :小竹雅子(市民福祉情報オフィス・ハスカップ)
■「東尋坊 命の灯台」
 □著者 :茂有幹夫(NPO法人心に響く文集・編集局)
■SOHOでまちを元気にする方法〜自治体との協働ガイド
  □著者 : 柴田郁夫(青森大学経営学部助教授、NPO法人東上まちづくりフォーラム理事長)
■『私のだいじな場所 公共施設の市民運営を考える』[公共施設の市民運営調査プロジェクト2005報告書]
  □編集 :協働→参加のまちづくり市民研究会
■榛名山麓みどりの大学―夢と挫折から将来へ
  □著者 :太田敬雄(国際比較文化研究所)
■子育ち支援の創造〜アクション・リサーチの実践を目指して』
  □小木美代子・立柳聡・深作拓郎・星野一人/編著
■中山間地の「介護ネットワーク形成」をどう見るか―農村高齢者福祉の新しい担い手像―
  □著者 : 宮田喜代志(小規模多機能ホーム明篤館)/著
■ひとにやさしい駅へ−市民グループからの提案−
 □おんなの目で大阪の街を創る会/著
■大阪市民のオアシスはZOOっとここ−市民から動物園への提案−
 □おんなの目で大阪の街を創る会/著
■地域づくりワークショップ入門 〜対話を楽しむ計画づくり〜
 □傘木宏夫(NPO地域づくり工房代表理事)/著
■絵はコミュニケーション
 □田中愛子/著  田中瑞木・絵
■ようこそ ろうの赤ちゃん
 □全国ろう児をもつ親の会/編著
■北鎌倉発 ナショナル・トラストの風−分散型市民運動の時代がやってきた!−
 □野口稔/著
■輝いて生きる
 □浅野良雄/著 妹尾信孝/著
■富と活力を生む!コミュニティビジネス だれでもできる!地域・市民の夢と経済を実現する!
 □大川新人/編 コミュニティビジネス研究会/編



■『こころの通う対話法』
□著者:浅野良雄(対話法研究所所長)
□出版社名:株式会社まぐまぐ(オンデマンド出版)
□発行年月:2007年6月
□価格:700円(税・送料込)

対話法研究所の浅野が1994年から提唱している〈対話法〉は、「確認型応答」を中心とした、シンプルかつ強力なコミュニケーション スキルです。
これまでに、学校・福祉施設・病院・一般企業での成果が 報告されています。
この冊子(A5判、76ページ)では、すでに4,000部以上の販売実績がある『輝いて生きる』(文芸社)の一部を土台に最新の理論とスキルを加えて、〈対話法〉を分かりやすく解説しています。

対話法研究所のホームページ http://www.taiwahou.com/

■『故郷の親が老いたとき  46の遠距離介護ストーリー』
□著者 :太田差惠子(NPO法人パオッコ)
□出版社名 :中央法規出版
□発行年月 :2007年6月
□価格 : 1,680円

離れて暮らす親のケアと遠距離介護に取り組んでいるNPOパオッコの太田さんが、長年の活動のなかで出会った人たちの事例を紹介しながら、遠距離介護の実態をわかりやすく紹介してくれている本です。
46の事例を読んでいくと、現代の社会の問題が垣間見えてきます。
離れて暮らす親のことが気になる人にはとても参考になる本でしょうが、それだけでなく、改めて「介護」や「家族」、さらには「社会の仕組み」についていろいろと考えさせられる内容がぎっしりと詰まっていますので、ぜひコムケア活動に関わっているみなさんにも読んでいただきたい本です。
(紹介者:コムケアセンター佐藤修)

「社協ノ宝もの」

社協職員有志とNPO関係者がいっしょにつくった本です。
「へぇ〜、社協ってそういう仕事なんだ! 」と知ったり、
地域福祉の推進役としての社協のポジションを再確認していただける一冊です。

◎市民活動情報センター・ハンズオン!埼玉発行(2007年5月)
◎ A5版64頁 ◎ 頒価600円
◎目次
 キラリ★その1 うっかり本音座談会──社協の仕事って何だ?
 キラリ★その2 どっぷり見聞録──旅の空からレポート
 キラリ★その3 ゆっくり昔話──地域福祉の原点にもどる
 資料編 社協とNPOのびみょ〜な関係【調査報告】  
 特別付録 日本初!★社協キャラクターコレクション2007

ご注文はこちらから→http://www.hands-on-s.org/


■「介護情報Q&A
□著者 :小竹雅子(市民福祉情報オフィス・ハスカップ)
□出版社名 : 岩波書店(岩波ブックレット)
□発行年月 :2007年5月
□価格 : 700円(税別)

http://www.iwanami.co.jp/hensyu/booklet/

コムケア仲間の小竹雅子さんがまとめた、介護情報のわかりやすいブックレットです。
介護保険の基本的なしくみや改正の具体的内容、困ったときの解決方法、関連情報などを、
65の用語にわけて、利用する市民の立場から説明しています。
小竹さんは、市民福祉情報オフィス・ハスカップを主宰され、実に精力的に活躍されています。
そこで集まった情報を、多くのみなさんの「介護のある暮らし」に活用してもらえることを願って、この本をまとめたのです。
とても読みやすく、便利です。それに小竹さんらしく、極めて実践的です。

本書を20冊以上、まとめて購入されたい方は小竹さんに頼むと便宜を図ってくれます。
(紹介者:コムケアセンター佐藤修)


「東尋坊 命の灯台」
□著者 :茂有幹夫(NPO法人心に響く文集・編集局)
□出版社名 :太陽出版
□発行年月 :2006年10月
□価格 : 1300円(税別)

コムケア仲間の茂さんは、福井県の東尋坊で自殺防止活動に取り組んでいます。
本書は、その活動の記録をまとめたものです。
4月22日のコムケアフォーラムに、茂さんは一緒に活動されている川越さんと一緒に参加してくれました。それでまた本書を改めて読み直してみました。
何回読んでも心に刺さる痛みを感じます。
自殺は個人の問題ではありません。
もっとみんなで考えなければいけない問題です。
本書には、茂さんたちが出会った何人かのケースが紹介されていますが、
茂さんはそうした事例を闇の中に放ってはいけないと考えて、この本を執筆されました。ですから一人でも多くの方に、この本を読んでほしいと思いました。
そして茂さんたちに、ぜひ読後感を送ってください。
そうしたことが、茂さんや川越さんを元気づけてくれるはずです。
東尋坊に行ったら、ぜひ茂さんたちがやっている「おろし餅屋」にもお立ち寄りください。とても美味しくて、生きていることの幸せを実感できます。
(紹介者:コムケアセンター佐藤修)

*本書の私的な紹介を私の個人ホームページでも書いています。



■SOHOでまちを元気にする方法〜自治体との協働ガイド

 □著者 : 柴田郁夫(青森大学経営学部助教授、NPO法人東上まちづくりフォーラム理事長)
 □出版社名 : ぎょうせい
 □発行年月 : 2005年12月
 □価格 : 1,890(税込)

 著者からのメッセージ



■『私のだいじな場所 公共施設の市民運営を考える』[公共施設の市民運営調査プロジェクト2005報告書]

 □編集 : 協働→参加のまちづくり市民研究会
 □発行 : 特定非営利活動法人 市民活動情報センター・ハンズオン埼玉
 □発行年月 : 2005年11月AB判変形127頁
 □価格 : 1,000円(送料別)


  子どもも大人も全員で走る運動会をひらく保育所、市民によって耕される里山の田んぼ、伝統行事を生かしたコミュニティづくりをすすめる公園、子どもの遊びと自由について考えつづける公園、茶店のある公民館のような市民立の介護施設、携帯メールで運営される障害児学童、「住民立」を選択した学童保育、会費と寄附で支えられる子ども図書館、空き地を耕すことで、まちの空気を変えた畑……そこには、確かにもうひとつの公共の姿がありました。それは、人と人の間で生まれていました。……「官から民へ」、保育所や図書館の民間委託、民営化、公民館・文化ホールの廃止再編、そして指定管理者制度……大きな波が全国の公共施設をおおっています。その一方で、市民自身が運営の担い手となって、ユニークな場づくりがすすんでいます。「お役所運営」はもういらない。でも、「お金」じゃないんだよ。「……では、なにがよくて、どうだったらダメなの?公共施設のあり方について、あらためて考えてみよう──」市民による場づくりの現場に出かけ、語りあった記録です。




■榛名山麓みどりの大学―夢と挫折から将来へ


 □著者 : 太田敬雄(国際比較文化研究所)
 □出版社名 : さんが出版(オンデマンド出版)
 □発行年月 : 2005年09月
 □価格 : 1200円(税別)


  日本の教育に新しい風を起こしたいという思いから、15万人の人からの寄付によって、みんなの大学を創ろうというのが、「榛名山麓みどりの大学構想」です。みんながお金と知恵を出し合って創る「民立大学」です。この構想は、いま壁にぶつかっていますが、これまでの活動をまとめ、次の展開につなげるための中間報告が、「アースデイ環境出版大賞 in 愛・地球博」で、オンデマンド出版賞に選ばれ、オンデマンド出版されました。ご関心のある方はぜひお読みいただき、太田さんに応援のエールを送ってください。購読したい方がいたら、太田さんにメールで発注してください。書籍代の一部は太田さんたちの活動に寄付されます。(紹介者:佐藤修)



■子育ち支援の創造〜アクション・リサーチの実践を目指して


 □編著 : 小木美代子・立柳聡・深作拓郎・星野一人
 □出版社名 : 学文社
 □発行年月 : 2005年09月
 □価格 : 2400円(税別)


  この本は、「社会教育研究全国集会」で行われている「子ども分科会」の世話人が中心となって編集したものです。私たちは、子どもを育てるおとなに対する支援=「子育て支援」だけでは不十分で、実際に子どもたちに寄り添いながら、子どもたちの育ちを側面から支援していく=「子育ち支援」が大事であると主張してきました。この本もそうしたスタンスで書かれており、地域での子どもの育ちをどう見るのか、どういう支援が必要とされ、今行われているのか・・・といった点に迫るべく、東奔西走してきました。




■中山間地の「介護ネットワーク形成」をどう見るか ―農村高齢者福祉の新しい担い手像―

 □著者 : 宮田喜代志(小規模多機能ホーム明篤館)/著
 □出版社名 : 自費出版
 □発行年月 : 2005年04月
 □価格 : 500円(送料別)


  中山間地の介護事業所では、事業所の垣根を越えた連携がすすんでいます。医療・保健・福祉などの社会資源の不足を補うため、介護保険による無用な「競争」は避け上手に「シェリング」したほうが得策、というモーメントがはたらきます。これが「公益性」への志向と結びついて、新しい形の地域福祉力「介護ネットワーク」の形成へと結びつき―――本冊子は、その有り様を社会資源や事業所の組織構成などの視点から読み解こうと試みたルポルタージュです。



■ひとにやさしい駅へ−市民グループからの提案−

 □著者 : おんなの目で大阪の街を創る会/著
 □出版社名 : 株式会社 新明弘社
 □発行年月 : 1999年5月
 □価格 : 1,000円


 「地下鉄は階段が大変だから、ちょっと待ってでもバスを利用している。」メンバーのこのひと言をきっかけに始めた大阪市営地下鉄調査。バリアフリーの視点から、111駅全てを調査し、大阪市交通局に改善要望と提案を出しました。右も左もわからなかった私たちが試行錯誤しながら行った調査から提案まですべてをまとめたのがこの冊子です。日本のあちらこちらで自分たちの望む街づくりに向けてこのような活動が行われるようになるために、この冊子が少しでもお役に立てればと願っています。



■大阪市民のオアシスはZOOっとここ
−市民から動物園への提案−


 □著者 : おんなの目で大阪の街を創る会/著
 □出版社名 : 株式会社 新明弘社
 □発行年月 : 2004年5月
 □価格 : 2000円(1セット 調査編/提案編)

 大阪市天王寺動物園をだれもが四季を通じて多目的に楽しめ、ゆっくり憩える身近な空間、そんな「夢」のような公共施設にしたい。この思いを実現するために、私たちは、利用者の視点からの調査を行い、約1000人の入園者の思いを集めました。そして、私たちの考えに共感してくださった市民と行政の人々とで、対等の立場で議論を重ね、提案書をつくりました。「市民と行政との協働」のひとつの事例としてぜひ参考にしてください。



■地域づくりワークショップ入門
 〜対話を楽しむ計画づくり〜

 □著者 : 傘木宏夫(NPO地域づくり工房代表理事)/著
 □出版社名 : 自治体研究社
 □発行年月 : 2004年08月
 □価格 : 1,785円(税込)


 地域づくり分野におけるワークショップの手法の紹介を中心に、住民参加やNPO活動のあり方について論じています。さまざまなテーマのワークショップの心得やタイムスケジュール、準備など、具体的に解説しています。


■絵はコミュニケーション

 □著者 : 田中愛子/著  田中瑞木・絵
 □出版社名 : 燦葉出版社
 □発行年月 : 1998年04月
 □価格 : 1,995円(税込)


 自閉的な傾向で知的な遅れを持つ娘の誕生から25歳までの母と子の成長の物語。娘の瑞木さんは12歳より油絵を制作、数々の賞を受賞する。著者自身も困難な子育てから、うつ病を患った後、自分を見つめる作業を始める。人はみな同じ、娘は授かった宝物、と気づくまでの愛と信頼の道程を綴る、「障がい」の娘との育ちあいの記録。瑞木さんの絵が私たちに新しい世界の構築を促す。


■ようこそ ろうの赤ちゃん

 □著者 : 全国ろう児をもつ親の会/編著
 □出版社名 : 三省堂
 □発行年月 : 2005年03月
 □価格 : 1,470円(税込)

 「ろう」とは生まれつき耳が聞こえないこと。
 この本の主役です。聞こえなくてもだいじょうぶ。
 "なんちゃって手話"あり、"それなり手話"あり…、耳が聞こえないと言われたら、
 日本手話でのびのび子育てしましょう!
 毎日楽しく手話っている33家族が書いた子育て本!


■北鎌倉発 ナショナル・トラストの風−分散型市民運動の時代がやってきた!−

 □著者 : 野口稔/著
 □出版社名 : 夢工房
 □発行年月 : 2001年07月
 □価格 : 1,260円(税込)


 私の処女出版です。私は北鎌倉に住み、北鎌倉の自然環境保全と街づくり運動にボランティアで参加しています。その経験を通じて、小さな組織がネットワークを通じて、得意技を相互融通し、楽しく自分たちの目的を達成してはどうか、という考え方を持つようになりました。この考え方が、「分散型市民運動」です。ボランティア活動している方々に、目を通していただければと願っています。


■輝いて生きる

 □著者 : 浅野良雄/著 妹尾信孝/著
 □出版社名 : 文芸社
 □発行年月 : 2000年12月
 □価格 : 1,260円(税込)


  昨今、その重要性が叫ばれている人間同士の「こころの絆」、そして「コミュニケーション能力」。この大きなテーマを、二人の著者が一冊の本にまとめました。
 第二部では、浅野が〈対話法〉の説明と練習方法を紹介しています。「自分の考えや気持ちを言う前に、相手が言いたいことの要点を相手に言葉で確認する」という〈対話法〉の原則は、身近な人間関係の改善や、学校での子どもたちとの対話、医療・福祉の現場での利用者とのコミュニケーションなどに生かされています。


■富と活力を生む!コミュニティビジネス だれでもできる!地域・市民の夢と経済を実現する!

 □著者 : 大川新人/編 コミュニティビジネス研究会/編
 □出版社名 : 日本地域社会研究所
 □発行年月 : 2005年03月
 □価格 : 1,600円(税込)


  活動の舞台は企業から地域への、コミュニティ新時代がやってきた。団塊世代やシニア、主婦、学生…だれでも地域ビジネスをおこし、社会起業家となって、みんなの夢と経済を実現することができる。多摩発!団塊世代の新しい生き方!